よくある質問
盲ろう者って何ですか?
盲ろう者とは、目(視覚)と耳(聴覚)の両方に障害を併せ持った人のことです。障害の程度は各々に異なっており、大きく次の四つに分けられます。
(1)<全盲ろう> 全く見えなくて、全く聞こえない人
(2)<全盲難聴> 全く見えなくて、少し聞こえる人
(3)<弱視ろう> 少し見えて、全く聞こえない人
(4)<弱視難聴> 少し見えて、少し聞こえる人
また、盲ろう者は、障害の程度や発現時期(視覚障害が先に発現したか、聴覚障害が先に発現したか)、生活環境などにより、コミュニケーション方法が異なります。
コミュニケーション方法には、点字(ブリスタ・指点字)、手話(接近手話・触読手話)、指文字(日本語式・ローマ字式)、筆記、手のひら書き、音声などがあります。
盲ろう者が身体障害者手帳を取得した場合、様々な公的制度が利用できます。聴覚障害の面での公的制度の利用については、「聴覚障害者が利用できる公的制度にはどんなものがありますか」をご参照ください。
視覚障害の面での公的制度 の利用は補装具の交付として、盲人用安全つえ(白杖)、点字器などを受けることができます。このほか、視覚障害者用拡大読書器や点字タイプライターなどがあります。詳細は居住地の市町村障害福祉担当課へお問い合せください。
また、盲ろう者通訳・介助員の派遣については「盲ろう者通訳・介助員派遣」 を参照ください。