よくある質問
聴覚障害児は、どんなところで指導、教育を受けたらよいのでしょうか。
お子さんの言葉が遅れていたり、発音がうまくできなかったりする原因の一つとして「聴覚障害」が考えられます。最近は、出生時に聴力検査を実施するケースが増えてきましたが、乳幼児の場合は自分で「聞こえた」と意思表示をすることができないので、生活の中での音に対する反応などチェックしながら定期的に検査をすることが必要です。生後4ヶ月くらいになると音のでる玩具などを使って検査をし、およその聴力の程度を把握することができます。また、2歳くらいになるとヘッドフォンをつけて検査できるようになってきます。
検査の結果、難聴と診断された場合は、補聴器を装用し、言語指導を受けることが必要となります。補聴器の装用と言語指導はろう学校、病院の言語療法部門、療育機関等で行っています。当センターでも、聴覚障害乳幼児の指導を行っています。指導に係わる相談もお受けしています。