よくある質問
補聴器を選ぶには?
補聴器を選ぶときには、必ず、聴力検査を行い、聴力に合わせて補聴器の調整を行う必要があります。また、耳に病気はないか、補聴器を使用してもよいかなど、耳鼻科を受診してから進めましょう。補聴器は、メーカーによって音質も異なりますので、いくつかの補聴器を比較して試すことが大切です。補聴器を試聴する際は、家庭や職場、学校などの日常生活場面で試聴することをお勧めします。
補聴器には、主に3種類の形があります。
1. ポケット形(箱形)補聴器:比較的大型で、操作が容易です。
2. 耳掛形補聴器:耳にかけて使用します。ポケット形(箱形)に比べると小型で軽量です。
3. 耳穴形(挿耳型)補聴器:耳の穴に直接はめ込む補聴器なので、非常に小型で目立ちにく
いですが、操作しにくい場合もあります。
その他に、メガネ形補聴器、骨導式補聴器といったものもあります。 補聴器は、音を大きくする一種の増幅器です。しかし、補聴器は聞きたい音だけを大きくするのではなく、周りの雑音なども大きくしてしまいます。
補聴器を装用している方と話をする時は、静かな環境にし、相手の顔をきちんと見て話しかけてください。口の動きは大切な情報になります。また、話し方は、自然にゆっくり、はっきりと話しかけてください。あまり大きな声で話すとガンガンとうるさく感じてしまいます。大きな声よりもむしろ普通の声でゆっくり、はっきり話してください。
当センターでも、聴力検査や補聴器についての相談を行っています。ご希望の方は、ご連絡ください。