よくある質問
聴覚障害者が利用すると便利な機器には、どんなものがありますか。
聴覚障害者が情報を得るには、光、振動、文字などを利用します。また、音声を拡大し、聞き取りやすくするシステムもあります。
来客や電話・ファクスの着信、目覚まし時計などが一体になった機器(聴覚障害者用屋内信号装置)があります。信号を受信すると本体が点滅したり、腕時計型の装置や、携帯用バイブレーターが振動したりします。機種により仕様が異なりますので、詳細は、各メーカーにお問い合せください。また、送信器と受信器がセットになった、呼び出し専用の機器や、振動式の時計、来客や電話・ファクスの着信を光で知らせる機器もあります。
テレビでの字幕放送を見るためには、文字放送を受信する装置(聴覚障害者用情報受信装置)が必要になります。装置を取り付けることで、ニュースやドラマなど字幕放送されている番組を、字幕でご覧いただけます。災害時に緊急放送を受信するものもあります。
文字で通信をする上では、ファクス(聴覚障害者通信装置)が広く普及しています。行政、会社などにも設置されているため通信手段としては有効な方法です。もっとも、最近は、携帯電話が普及し、メールで情報を交換する聴覚障害者も増えています。
電話の音を拡大する機器や音声を磁気、赤外線、FM電波に代えて直接補聴器に伝えるシステムもあります。また、FMラジオで放送されている文字情報を受信するラジオ もあります。
いずれの機器も、仕様、価格などまちまちですので、詳細はメーカーにお問い合せください。
また、身体障害者手帳をお持ちの方は、公的に給付される機器 もあります。
一部の機器を当センターにも展示しております。試用してみたい方、講習会等で使用してみたい方は、ご連絡ください 。